クルーズ船スパの面接を受ける(実技編)
Balance改善整体Anchor
姿勢改善セラピストのミサです。
いよいよ面接も実技テストです。
マッサージとビューティーセラピストが同じ部屋に残り、ペアを組み、順番に施術を行います。
私がペアになるよう言われたのは、ウーロンゴン(シドニーから2時間くらい南の町)から来たという、少し遅刻してきた子でした。
順番は自由だったのですが、どうやって決めたのか、どっちが先にしたのかは、忘れてしまいました。
オイルもタオルも、おそらく自前で用意していったと思うのですが。。。
そちらも記憶があいまいです。
フィットネスと美容師は別室で同じように実技試験を行っていたので、
リクルーターは、部屋を行ったり来たりします。
私とペアの子は、リクルーターがいない間も、真面目に手を止めることはなかったのですが、
ほかの子たちは、もちろん休憩するし、おしゃべりするし、スマホチェックまで。。。
さすが要領いいなー度胸あるなーこういう子たちと働くんだなー
そんなことを考えていました。
私が背中の施術を行っているときに、リクルーターが回ってきて、
「今は何をしているの?」
「なぜそれが必要なの?」
「触っているその筋肉の名前は?」
「マッサージの禁忌事項は?」
といった質問をしてきました。
マッサージについては、上記のような基本的なことしか聞かれませんでした。
私の筋肉についての説明が少し長く複雑になると、もう大丈夫と止められたくらいです。
そして、
「OK! 合格よ」
と、握手を求められました。
結局、全員合格でした。
合格者の書類を渡され、サインをし、今後のことを説明され、
解散となりました。
本来ならこのメンバーは、同じ時期にロンドンの研修に参加するのですが、
私は日本帰国のタイミングとその後のトラブルで研修参加が遅れたため、
その子たちに会うことはありませんでした。
帰るときは午後6時過ぎ、外は暗くなり始めていました。
長い一日。
夢がかなったとはまだ言えない。
でも、着実に一歩進んだ感覚。充足感でいっぱいでした。